歯並び治療専門 朝井矯正歯科

天満橋で開催されました矯正歯科の「青空塾」という研究会にいってきました。

「青空塾」というのは約40名の矯正医が全国から集まって3日間討論し合う研究会で今年は遂に第9回。私は過去8回参加してます。

本来は5年目前後の研修医が第一線を退き出世欲の無くなった（ホント？）シニア達と大学の垣根を取り払って語らう場のはずだったんですが・・・。

今どきの若い先生方には人気ないので参加者の平均年齢は上昇する一方です。

特に今年は矯正歯科専門開業医の参加が非常に多かった。

それはそれで違う方向性に良くなっているような気もします。

第一回大会での驚きが未だに忘れられないくらい、大学が異なると考え方やテクニックはバラバラなのです。狭い日本なのに・・・。

そもそも大学によって矯正科を受診する患者数には数倍の差があります。

新規患者数が年間数十人しか無い大学と、年間数百人の大学だと前者では研究しかすることが無いでしょうし技術に差が生じるのは仕方ありません。

でも考え方はそれほど違わないだろうと思っていたものですから衝撃的ではありました。

「青空塾」には台湾人矯正医も参加するのですが台湾ではほとんど国是と言えるくらいに矯正医の育成に力を入れていますので3年目程度の知識と技術力でも日本の3年目と比較するのは恐ろしいくらいです。

日本だと患者さんの配当すら無いかもしれません・・・。

まあ、青空塾の参加者は皆ショックを受けるくらい日本は井の中の蛙なのです。

私の母校は矯正歯科の著名人が多く様々なテクニックを学ぶことができましたし、南カリフォルニア大学矯正科と伝統的に交流が深いので多少は世間を見ることができていた方かも知れません。

そんな「青空塾」、今年は会場が乾燥しすぎていたせいか体調を崩してしまいましてお恥ずかしながら途中棄権となりました。

矯正医であると同時に経営者としては本業が第一ですからね。

池田の山片先生、横浜の稲毛先生。

このころから声が出なくてガラガラな私・・・。

ちなみにインフルエンザ検査ではＡもＢも陰性でしたよ。

おめでとう！

ほっ

青空つながりで・・・

「Mr. Blue Sky」　ELO （2012 version）